女性が増えた現代の阪神応援団には、昔のカオスな応援文化と違う面白さがあるのか?
わては胸を張って、こう言うたる。「ある。めちゃくちゃある」。
だって、あの日——ゴールデンウィークの東京ドーム「阪神ファン応援デー」。
わたくしは外野スタンドを見た瞬間、心の中で思わず叫びました。
「あれ? 応援団……女性、多くない?」
いや、昔はちゃうかったんですよ。
昭和・平成初期の阪神応援団といえば、汗と魂と男気が混ざった“ザ・外野戦場”。
「応援団=男性中心」なんて固定概念を、わたくしもずっと握りしめて生きてきたんです。
ところが今はどうや。
同じリズムでコールが響き、スタンド全体が綺麗にそろう。
球団主導の演出が入り、ライト層も安心して飛び込める。
そして外野には、堂々と腕を振る女性団員の姿。
……ちょっと待って、これ革命ちゃいます?
この疑問をそのままにしておくのは、さすがに阪神ファンの名折れです。
そこで、わたくしは “ある人” に聞きまくりました。
そう、親記事でも登場した、元私設応援団のダイさん。
彼の証言は、昭和~平成初期の応援団の“現場”を知る一次情報そのもの。
「ヤジ全盛」「替え歌の乱舞」「自由すぎる応援団」……あの時代の阪神外野を、ほんまに生き抜いてきた人です。
そして以前の記事までで、昔の応援団の構造、公認制度、沈静化の理由……もう全部整理しました。
そして、最後のこの記事はこうです。
- 昔の阪神応援団は実際どういう文化やったのか
- 現代の応援団は、制度や環境でどう変わったのか
- 女性団員が増えた理由はどこにあるのか
- そして何より、「今の応援の面白さ」ってなんや?
ポイントは、「昔のほうが良かった」「今はつまらん」と感情で殴り合うことではありません。
応援文化は“戦い”やなくて“歴史と進化の積み重ね”なんです。
わたくし自身、隠れ虎党として丸の内で暮らしながら、ずっと探してきました。
「今の応援文化の真価ってどこにあるの?」
この記事は、その答えを“ちえ的ロジック”で言語化した1本です。
昭和でも平成でも令和でも、阪神ファンは阪神ファン。
だからこそ知ってほしい、「現代応援の新しい面白さ」。
この記事を読んでわかること
- 昭和〜平成初期の阪神応援団がどんなスタイル・雰囲気だったかがわかる
- 現代の阪神応援団が、公認制度や球団ルールのもとでどう変化したかがわかる
- 阪神応援団に女性団員が増えた背景と、そのことで応援文化に起きた変化がわかる
- 「昔と違う=つまらない」ではなく、現代の応援ならではの新しい面白さと進化のポイントがわかる
昔の阪神応援団を整理する
現代の応援文化を語るなら、まずは“昔の阪神応援団”を避けて通れません。
わて、ダイさんの話を聞いてきて痛感しましたけど……昔の外野、今と別モンですやん。
ほんまに同じ「阪神の応援」なんか? ってレベルで世界観が違う。
令和の外野が“整っててキレイにそろうスタジアム”なら、昭和〜平成初期は「ライブハウスの最前列でモッシュ発生してる景色」みたいな場所やったんです。
だからまずはここを整理しないと、現代応援文化の“進化”が見えへんのです。
昭和〜平成初期の応援スタイル
ダイさんの話を総合すると……いや、総合せんでも一言でわかるんですが、昭和の外野は完全に“応援団の天下”。
太鼓ドンドコ。
トランペットびゃ〜〜〜。
メガホンガンガン。
ゲーフラばっさぁぁぁ。
そして全員が応援団の動きに合わせて「はい今立つでー!」「今座るでー!」と連動する、“外野全体ひとつの巨大生物”状態。
わて、正直こう思いました。
「これ、初見の人は絶対こわいやつやん」
でも、それが普通やったんです。
球団のルールも今ほど厳しくなかったから、応援団がリズムも流れも空気もぜんぶ作っていた。
ヤジも替え歌も、応援の動きも、ほぼ“応援団の裁量ひとつ”。
ダイさんいわく、「もう…やりたい放題やったな」とのことで、わてはコーラ吹きました。
団員構成と役割(男性中心)
昔の応援団はほぼ男性で構成されていました。
理由はシンプルで、めっちゃ体力いるから。
太鼓・旗・機材の運搬。
遠征も平日も関係なく球場へ。
上下関係もガッチガチ。
「団の掟を守れ」が最優先。
そらハードル高いって。
わてが昭和に生きてたら……確実に3日で脱走してる。
ダイさんも「昔は女性団員なんてほぼおらんかった」と断言してました。
雰囲気的にも物理的にも、入りにくい文化やったのは間違いありません。
応援団が作っていた空気
これはダイさんの証言が一番えぐかったやつ。
昭和〜平成初期の外野は、“空気が重い”らしいんです。
いや、比喩じゃなくてガチで。
太鼓とトランペットが常時鳴りっぱなしで、団長が腕あげた瞬間に数百人が一斉に立つ。
巨人戦になったら、空気の温度が5℃上がる(体感)。
ダイさんの言葉を借りるなら、「外野席全体が戦場みたいやった」
わて:「……戦場って、比喩ですよね?」
ダイさん:「いや、まあ……そうやな……(目をそらす)」
この“圧倒的な空気の支配力”が、昔の応援スタイルの特徴でした。
昔の応援が激しかった理由
①記事(ヤジ・替え歌文化)、②記事(沈静化の背景)ともつながる部分ですけど、昔の応援が激しかった理由は明確で、わて視点でまとめるとこうです。
|- ①昭和のカオスな応援文化(ヤジ・替え歌・巨人戦)
| ※昭和〜平成初期の応援席の熱量と自由度について解説
|
|- ②阪神応援が沈静化した背景
| ※球団ルール・時代の変化・SNSの影響を整理
- 応援団の裁量が大きく、自由度が異常に高かった
- ヤジ・替え歌・ネタが“盛り上がりの装置”として使われていた
- SNSがなく、その場で燃えあがったテンションが野放しだった
- 球場が“ライブ会場”として機能していた
つまり昔は「文化そのものが現場で生成される時代」やったんです。
わてはこの話を聞いて、本気で思った。
「そら今と比べたらカオスになるわ!」
応援団が作り出す“その時その場のノリ”がすべて。
だからこそ熱くて、だからこそ荒くて、だからこそ唯一無二やったんです。
そしてこの「自由度と即興性」が、現代応援の“進化”を理解するための基礎になります。
現代の阪神応援団の変化
昔の阪神応援団が「自由すぎる私設応援団」やったのに対して、現代はまったく違います。
応援団は球団の公認制度のもとで動き、スタンドの安全性も雰囲気も大幅に改善。
わて、この変化を知ったとき、心の中で「阪神応援団、まさかの令和アップデート完了してるやん!」と叫びました。
令和の応援って、ほんまに“参加しやすい文化”になっているんです。
でもそれは、ただ優しくなっただけやなくて、
昔の文化を土台にしながら合理的に進化した結果。
その変化を、一つずつ解きほぐしていきます。
女性団員が増えた背景
まずわてが驚いたのはこれ。
外野スタンドに女性団員がふつうにおる。
しかも楽しそうで、堂々としてて、めちゃ華やか。
昭和の外野を知るダイさんが見たら、膝から崩れ落ちるレベルの変化です。
その背景には、ちゃんと理由があります。
- 安全性の向上:公認制度や球団ルールでトラブルリスクが大幅に減った
- 応援席の雰囲気改善:過剰なヤジや衝突が減り、初見でも入りやすい
- ファン層の変化:若い女性ファンの増加が、応援団参加のハードルを下げた
ダイさん曰く、
「昔やと考えられん。今は雰囲気がちゃう」
とのこと。
これは“応援文化が広がった”ことの象徴であり、令和の応援団を理解する最重要ポイントです。
SNS時代の影響
現代応援団を語るうえで欠かせないのがSNS。
これ、ほんまに大きい。
昔は「現地で見た人だけの思い出」やった盛り上がりが、
今はSNSで一気に全国共有。
しかも女性団員や若いファンは発信がうまい。
写真も動画も加工もハッシュタグも強い。
その結果——応援文化が“拡散力”を手に入れたんです。
- 推し文化:選手ごとの応援バナーや装飾が注目される
- SNS発信力:応援方法を共有することで文化が広がる
- ミーム化:岡田監督語録などが全世代に浸透しやすい
わて的には、
「現代は“外野席がネットと地続き”になった時代」
と言い切れる変化やと思っています。
応援団の役割の変化(球団主導演出との協調)
昔の応援団は“指揮者”。
スタンドの空気ぜんぶを握っていた存在です。
でも今は、NPBと球団の公認制度によって立場が変わりました。
役割は「指揮者」から「調整者」へ。
球団主導の演出(映像・音響コールなど)が基盤になり、
応援団はその流れに合わせてスタンドを整える存在になりました。
日刊スポーツなどの報道でも、
「統一されたコール」「球団演出との協調」が現代応援の特徴として挙げられています。
つまり今の応援団は、
“安全で楽しい応援空間をつくるチームの一員”
へと進化しているのです。
現代応援の強み
よく「昔ほど自由じゃなくなった」と言われますが、
自由度が下がった=楽しさが減った、という話ではありません。
わての結論はこれです。
現代の応援には、現代にしかない面白さがある。
- 誰でも参加しやすい
- 安全でトラブルが起きにくい
- 応援の統一感が高い
- 女性や家族連れが増え、雰囲気が明るい
昔の文化を否定するんやなくて、
「応援文化が時代に合わせて進化した」
と考えるのが正しい理解やと思います。
そしてわて自身、この変化を知ってから、
「今の外野、めっちゃええやん」
と胸を張れるようになりました。
阪神応援団の女性団員が増えた影響
現代の阪神応援団を語るとき、「女性団員の増加」は絶対に外せません。
わて自身、外野スタンドを見て「え、こんなに女性おるん!?」と二度見したほど。
昭和〜平成初期から応援文化を追ってきた人間からしたら、これは革命級の変化です。
でも、ただ人数が増えただけちゃいます。
応援文化そのものに“構造変化”を起こしてる。
これはもう、令和応援団の最重要テーマと言ってええでしょう。
応援の安全性が向上
まず、一番の変化。
外野がめちゃくちゃ安全になった。
昔の外野は熱量こそ最高やけど、
・ヤジの飛び交い
・他球団ファンとの口論
・自由度ゆえのカオス
が普通にあった時代です。
そこに、球団の公認制度やルール整備が入り、
さらに女性団員の参加が増えたことで、空気がガラッと柔らかくなった。
ダイさんいわく、
「女性が入ってから、外野が丸くなったわ」
とのこと。
これ、わてめっちゃ実感ある。
入りやすいし、怖くないし、「初めての外野」に勧めやすくなった。
応援文化の間口がふわっと広がった瞬間です。
応援スタイルの多様化
女性団員の増加がもたらしたものは、安全性だけちゃいます。
応援スタイルが一気に多様化した。
昔は「声を出す」「立つ」「振る」みたいな“物理的応援”が中心。
でも今は……
- 推し選手のバナーや手作りボードで応援参加
- 応援グッズのコーディネートで個性を出す
- 写真・動画で球場の雰囲気をSNSに投稿
わて、これは感動しました。
応援って、声出すだけやなかったんや。
「自分の好き」を表現する空間になったんや。
SNSによって、これらの活動が一気に可視化されて、
「応援ってこんなに種類あるんや!」と感じられる時代になったわけです。
発信力・企画力のある層の増加
現代の応援団、昔と一番違うのはここかもしれません。
女性団員や若い層の参加によって、応援団内に「発信力」「企画力」のある人が増えたんです。
これは革命。ほんまに革命。
だって昔の応援団といえば、
・太鼓の配置
・旗の上げ下げ
・動線の管理
といった“現場オペレーション”が中心やった。
それが今は、
- SNS運用して応援文化を広げる
- 球場での見え方や統一感を企画する
- ファン初心者向けに優しい導線を作る
完全に仕事内容がアップデートされてる。
応援団が「球場内の役割」から「文化発信のハブ」へ変化したと言えます。
ダイさんの見解(女性が雰囲気を変えた)
そして最後は、一次情報の重み。
昭和〜平成初期を知るダイさんが言い切っています。
「女性が増えたことで、応援席の雰囲気が確実に明るくなった。
昔より“入りやすい外野”になったのは間違いない」
わて、この言葉を聞いたとき、心の中で拍手した。
これこそ応援文化の進化や。
「衰退した」のではなく、
“開かれた文化に進化した”。
女性団員の増加はその象徴的な出来事であり、阪神の応援が未来へ向けて形を変えた証拠なんです。
現代の応援の面白さ
昭和〜平成初期の阪神応援といえば、自由、即興、カオス、熱量MAX……まさに“戦場系ライブ”。
でも令和の応援は、そこから別方向に進化した“面白さ”を持っているんです。
わて、この事実に気づいたとき本気で思いました。
「あっ、現代応援って“洗練型エンタメ”やん。」
昔のライブ感とは違うけど、その代わりに生まれた魅力が確実にある。
失われたものもあるけれど、それ以上に“新しく得た価値”がいっぱいあるんです。
コールの統一感と迫力
現代応援の一番の武器はこれ。
統一感。とにかく統一感。
球団主導の演出と、公認応援団のキレッキレのリードにより、
スタンドが一斉に声を合わせる瞬間の迫力は、昔とはまた別次元なんです。
昔は“自由すぎる楽しさ”があったけど、
今は“揃う気持ちよさ”がある。
日刊スポーツなどでも「統一された応援」が令和応援の特徴として紹介されていて、
外野初心者でも迷わず参加できるのが大きな強みです。
スタンド全体が同じリズムでうねる光景は、まさに巨大生物ムーブメント(いい意味)。
SNS発のミーム応援
昔は“外野で自然発生したネタ”が中心でしたが、
今の応援文化はSNSと直結しているのが最大の違い。
岡田監督の語録、選手の決めポーズ、ファンのネタ画像——
これらがXやInstagramで拡散され、
そのまま応援席に持ち込まれて盛り上がる。
つまり、
「球場外のミームが球場内の空気を作る」
という、昔では考えられなかった現象が起きているんです。
わて、この流れめっちゃ好きです。
外野席がインターネットと連動し始めたことで、
応援文化が“時代の速度”で進化するようになったから。
ライト層の参加しやすさ
現代応援で強く感じること。
「とにかく入りやすい!」
初心者でも、家族連れでも、外野常連じゃなくても……
今の応援席は圧倒的に参加ハードルが低い。
- コールが画面表示される(優しい)
- リズムが明確で覚えやすい(優しい)
- 応援団の動きが統一されてる(優しい)
昔みたいに「空気読めへんと浮く」みたいな心理的圧も薄くなって、
誰でも自然に入り込める応援文化に変わってきました。
わてとしては、
「阪神応援の裾野がめちゃ広がった」
という点を、現代応援最大の武器として評価したいです。
安全・快適性という新しい価値
昔の外野は熱狂の象徴でしたが、その分「荒れる可能性」も常に隣り合わせでした。
でも現代は違う。
球団の応援ルール、公認応援団の運営、安全対策の強化によって、
外野席は圧倒的に快適な観戦空間になっています。
応援動線も整備され、
「応援が見たい/選手が見たい/ライブ感を味わいたい」
その全部に集中できる環境が整った。
これは昭和の“熱狂的だけど不安定”な時代とは真逆の価値です。
選手側の変化
現代の選手はSNS、カメラ、メディア露出……
「見せ方のプロフェッショナル」になってきています。
ファンサービスも、リアクションも、パフォーマンスも、
“応援してくれるファンの視線”を自然に意識して動いている。
その結果、応援席との双方向性が強まって、
「選手とファンが一緒に作る応援」
という新しい関係性が生まれています。
これは現代ならではの魅力であり、
昔には絶対に存在しなかった要素です。
応援文化は進化している
昔の阪神応援と現代の阪神応援。
比べたら、そら違います。ぜんぜん違います。
でもわて、声を大にして言いたい。
「違う=劣化じゃない。違う=進化や。」
昭和〜平成初期の外野は「自由」「勢い」「カオス」の三拍子。
現代は「安全」「統一」「参加しやすさ」の三本柱。
この違いを見て、
「昔の方がおもろかった」「今は大人しすぎる」
と語られることは確かに多い。でもね。
応援文化って、環境の変化に合わせて“姿を変える生き物”なんです。
昔の応援団が時代を象徴していたように、
今の応援団も“今という時代”を象徴している。
だから、良い悪いじゃない。
“どう進化したか”が大事なんです。
昔と違う=つまらない ではない
まず大前提として、昔の応援の魅力、これは本物でした。
即興性、勢い、ライブ感、未知数のスリル……
わてもダイさんの証言を聞きながら「それ絶対おもろいやん…」と震えたほど。
ただ、現代の応援はそこから“別方向の魅力”へと進みました。
統一コールの迫力、安全性、初見さんでも入れる参加しやすさ。
ライト層も女性ファンも、子どもも、誰でも入れる外野になった。
これは、文化として見れば完全に“進化”のサイン。
昔の応援=濃い層が中心
現代の応援=裾野が広がった文化
この変化を「つまらなくなった」とは言えません。
“時代が応援の形を拡張した”と考える方が、わてはしっくりきます。
現代応援の魅力
現代応援は「整理されすぎてつまらない」と思われがちやけど、
実はめちゃくちゃ魅力的なポイントがあります。
- 統一されたコールが生む圧倒的迫力
- SNSで共有されるミーム応援のスピード感
- 誰でも参加できる入り口の広さ
- 外野席の雰囲気そのものが明るくなった
これ全部、「令和の文化」そのものなんですよね。
昔の外野席は“そこでしか味わえない文化”やったけど、
現代はネットとリアルが融合して、球場の外まで応援文化が拡大している。
わて、これめっちゃいいと思ってます。
応援が閉じた空間から、開かれた文化へ。
女性団員が象徴する未来
女性団員の増加は、現代応援文化の象徴的な変化です。
昔の応援団は男性中心の体育会系組織。
それが時代を経て、多様な層を自然に受け入れる組織に変わった。
これはもう、「文化の持続可能性」が格段に上がった証拠です。
女性団員は声出しだけじゃなく、
- SNSでの発信
- 応援の見せ方づくり
- 企画力やデザイン面での貢献
- 初心者ファンの受け皿になる空気づくり
こういった「昔にはなかった役割」を担っています。
わては、女性団員の増加は
“応援文化を未来に接続したターニングポイント”
だと考えています。
ダイさんの総括コメント+ちえの分析
「昔と今は違う。でも、違うからこそええところがある。
女性が増えて、誰でも外野に来れるようになった。
それが今の時代に合ってると思う」
——これ聞いた瞬間、わては確信しました。
応援文化は衰退したんやない。進化したんや。
昔の応援が持っていた熱量は尊重したいし、その魅力も本物。
でも今の応援は、整理されて、開かれて、多様で、安全で、未来につながる形になった。
スタイルは変わっても、
阪神タイガースを応援する気持ちだけは、何ひとつ変わってへん。
そう思えることこそ、阪神ファンとしての誇りやと思っています。
FAQ:現代の阪神応援についてよくある質問
女性でも阪神応援団に入れる?
入れます。もう堂々と入れます。
むしろ今は女性団員が応援文化を引っ張ってる時代です。
昔は「体力」「時間」「空気の濃さ」など、参加ハードルがとにかく高かった…。
でも今は、公認制度や安全対策が整ったことで、女性でも安心して活動できる環境に変わりました。
わても外野で女性団員を見て毎回思います。
「あ、令和の応援団ってほんまオープンになったんや」
昔のような応援スタイルはもうできない?
結論:昔と“同じ形”ではできません。
ヤジ合戦、替え歌、突然生まれる謎の即興応援……
あれは昭和〜平成初期の“自由度MAX時代”の産物で、
球団ルールや安全性の観点から現在は大幅に制限されています。
でも誤解しないでください。
「禁止された」=「応援が弱くなった」ではない。
現代の応援は、統一コール・SNSミーム・一体感の爆発など、
別方向でめっちゃ進化してるんです。
今の応援のどこが面白い?
わて的に、現代応援の魅力はこれに尽きる。
- 統一コールの迫力(揃う気持ちよさがエグい)
- SNS発のミーム応援(岡田語録が球場で生きる瞬間)
- 初心者でも入りやすい空気(ほんまに入りやすい)
- 外野がめっちゃ明るい(女性&家族連れも多い)
昔の“カオスの面白さ”とは違うけど、
今の応援は「参加して気持ちよくなれる」面白さがあります。
応援団は今どんな活動をしている?
現代の応援団の役割は、ひと言でいうと“調整役”です。
昔みたいに「応援を全部作る」立場から、
今は球団主導の演出と協調しながら、
スタンドの統一や安全管理を担う方向へシフトしています。
・コールのリード
・応援動線の整理
・安全確保
など、「外野の環境そのもの」を整える役割が増えています。
昔とは違うけど、めっちゃ大事な仕事です。
これから応援文化はどうなる?
わてははっきり言います。
阪神の応援文化はこれからも続く。しかも、もっと多様化しながら。
理由は3つ。
- 女性団員が増えて文化が広がった
- SNSで応援が可視化されるようになった
- 安全性が高く、初心者でも参加しやすい環境になった
昔と同じ形ではないけれど、
応援文化が “進化して持続する” ために必要な要素が揃っているのが今なんです。
つまり——
応援は終わらない。形を変えて、ずっと生き続ける。
一次情報(引用元・参考URL)
本記事では、応援団の歴史・制度・安全対策・現代応援文化を正確に整理するため、以下の一次情報および権威ある公式資料を参照しています。各リンクの内容を簡潔にまとめているので、必要に応じて確認してください。
- NPB公式:応援団登録制度(応援団公認制度の最新情報)
応援団がNPBの公認を受けて活動する際の基準・義務・禁止事項がまとめられています。
現代の応援団活動が「自由から統制へ」変化した背景を理解する基礎となる資料です。 - 阪神タイガース公式:観戦マナー・応援ルール
球団独自の観戦約款や応援マナーが明記されており、太鼓・フラッグ・立見・撮影などの運用ルールが分かります。
外野席が安全で参加しやすい空間に変化した理由を裏付ける重要な一次情報です。 - デイリースポーツ:阪神ファン文化・応援団関連記事
阪神応援団の活動、女性ファンの増加、応援文化の変化など、現場取材に基づく記事が多く、文化変遷の補足情報になります。 - 日刊スポーツ:阪神タイガース関連ニュース
応援演出・球団発表・応援席の傾向など、最新の動向を追える媒体。現代応援の実態を把握するための二次情報として参照。 - スポーツ報知:野球・阪神ファン文化関連記事
応援団活動や球場イベントに関する報道が掲載されており、「応援文化の社会的背景」を補完する一次・二次情報として活用できます。
関連情報(内部リンク)
本記事は、阪神応援文化を体系的に整理するシリーズの「④」にあたります。関連する記事をあわせて読むことで、昔から現代までの変化がより立体的に理解できます。
| ※シリーズ全体の導入口となる記事
|
|- ①昭和のカオスな応援文化(ヤジ・替え歌・巨人戦)
| ※昭和〜平成初期の応援席の熱量と自由度について解説
|
|- ②阪神応援が沈静化した背景
| ※球団ルール・時代の変化・SNSの影響を整理
|
|- ③阪神応援団の仕組み(私設応援団・団長・女性団員)
| ※現代の応援団の構造や役割を理解する基礎
|
|- ④この記事(昔の阪神応援団と現代の応援文化を比較)
| ※現代の応援文化(女性団員の増加・SNS時代)
シリーズ全体を通して読むことで、昔の盛り上がりから現代の変化まで「応援文化の流れ」を把握できる構成になっています。
まとめ
この記事では、昔の阪神応援団と現代の応援文化を比較しながら、
「女性団員の増加」
「応援スタイルの変化」
「SNS時代の広がり」
——この3つが応援文化全体にどう影響しているのかを整理しました。
わて自身、この変化を追いかけてきて心から思います。
「阪神の応援文化って、ほんま息してる。進化し続けてる。」
- 昔の応援:私設応援団の自由度が高く、即興性・勢い・カオス感が魅力の中心
- 現代の応援:公認制度や球団ルールにより、安全性と統一感が大幅に向上
- 女性団員:外野席の空気を明るくし、誰でも入りやすい文化を生み出した
- SNS時代:ミームや発信によって、応援が球場外にも波及する時代へ進化
- 面白さの再定義:昔の“自由の面白さ”とは別の、現代の“参加型の面白さ”が生まれた
昭和の応援にしかない魅力があったように、現代の応援にも現代にしかない魅力があります。
応援スタイルは変化しても、根底にある想い——
「阪神を応援したい」
これは昔も今も、わてらの中でずっと続いている。
ダイさんもこう言ってました。
「昔と今は違う。でも、それぞれにええところがある。」
この言葉こそ、阪神の応援文化そのものやと思います。
衰退ではなく、進化。
消えたのではなく、形を変えて受け継がれている。
これから外野席に足を運ぶ人も、「応援してみたいけど、ついていけるかな…?」と迷う人も、
どうか一度、現代の応援文化を体感してほしい。
あなたが感じる“面白さ”は、昔とは別物かもしれません。
でもきっと、同じくらい胸が熱くなる。
それが、令和の阪神応援団の姿なんです。

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